山と田んぼと太陽と

田舎暮らしもめでたく二年目☆のはてな?とびっくり!ときどきジーン(涙…な日々。さすけねぇ、笑ってくなんしょ♫

インゲンをインゲンとして受容する

道の駅やJAの物産館では夏の野菜がわんさかならんで大賑わい。 

この日、久しぶりに夕方から時間があいて道の駅の閉館までに間に合いそうだったので寄り道することにしました。

甘酒を買うのが目的だったのですが、

何せわんさかの名残が売り場にたっぷり漂っていたので

つい(笑)ひとまわりぐるっと道の駅探索をしてしまいました。

 

そして、今日の収穫はコレ。

 

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一本30センチを超える紐状の緑色の物体が「インゲン」だとして販売されていました。

それ以外、品種についても調理法についてもなんの説明もなく…

道の駅のスタッフさんたちはレジで忙しそうにしているから質問するのもはばかられ…

もう、この気持ちをどうしようもなくて購入。(笑)

家に帰ってしばらくにらめっこしていたけれど、

ええいままよ!とお湯にIN!

普段、インゲンを茹でる方法で茹でてみました。

 

 

結果。

 

 

 

ハイ、確かにインゲンでした。(笑)

 

 

 

ああ、不思議。

私の中の「インゲン」という概念を超えたものが

インゲンの香りと歯ごたえを携えて目の前にある。。。

しかもちゃんと丁寧に「インゲン」って書いてあるのに

私はこの物体をまだ「インゲン」として受け入れられないwww

濃い緑色の細長いやつ…としか思えないwww

 

そしていちいち…

マヨネーズつけずらい

肉巻き作るのたいへん

かた結びできるw

などと、激しくdisるのでした。(笑)

 

 

 

ふと我に返り、真剣に「このインゲンはインゲンと認めねぇ」と

躍起になって理由を探していた自分があほくさくて笑えます。

 

 

と、同時に。

インゲン以外の事柄に対してもおんなじことしてないだろうか?

ということが極端に不安になりました。

自分で気がついていない自分のしている思い込みの激しさに

驚愕した夏の終わりです。

 

 

 

 

これは長インゲンというれっきとしたインゲンだって

さっきググって知りました。(遅

ニンニクと炒めても美味しいみたい♡

 

 

ってーか、インゲンインゲンって連呼しすぎて

そもそもインゲンてなんだっけかよくわからなくなっちゃった。(泣

 

 

 

流れ星のキセキ

帰りついたこの町はいつも通りの静寂に包まれ

満天の星空だけが華やかに歌っていました。

私はいつもように車に寄りかかり、空を見上げて

その歌を観ていました。

 

光はゆらゆらと揺らめき

闇はゆっくりとうねるように流れ

この星空全体がひとつの生命のようにもみえました。

 

その時。

 

右のほうからすーーーっと星が流れてきました。

ゆっくりと長いキセキを残しながら左手へ消えていきました。

 

私はその瞬く間に描かれたキセキの美しさに

あぁと小さく呟きながら息を飲むのが精一杯でした。

 

そして

そのキセキがあまりにも美しかったので、

私はもう一度見られないものかと、

そのキセキの気配を探し始めたのでした。

 

あの瞬きのむこうに

その揺らめきの後に

このうねりの境に

この満天の星空でなら

またキセキがみえるかもしれない…と。

 

 

そんな風に夜空を見上げながら、

長い間そのまま立ったままでいたのです。

 

 

キセキを探して

キセキのおこらない世界を見ていた

 

キセキを待ち望みながら

キセキはなかなかおこらないと思っていた

 

 

そして私は、

もうあのキセキから見離されてしまったのではないかと

悲しんだのです。

 

 

おんなじキセキは二度とない。

それなのにあのキセキをもう一度!

もっともっとと欲しがり続けて

いま目撃したキセキをこの瞬間にただただひたすらに喜ぶ。

そんな簡単なことができないのでした。

 

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あの白鳥は飛びたてたのだろうか

まあ、ざっくりといって

戦力外通告を受けて逃げだし

辿り着いた先でネイティブであるという自信を失い

歪んでいく自分に恐れおののき

ハム子にもおいていかれて

今度はそもそもの理由がなくなっちゃって

せまりくる雪の季節を独りぼっちで乗り越えなきゃならないってのに

残ってたっていいことないよって忠告まで受けてるのに

しかも変化の知らせは届いているのに

なんで私は喜び勇んで飛びたっていかないのだろう。

磐梯山のせいだろうか?

黄金色の田んぼのせいだろうか?

静かに華やかに輝く満天の星空のせいだろうか?

 

なににこんなにしがみついているのだろうか?

 

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あの白鳥は飛びたてたのだろうか?

仲間に追いつけたのだろうか?

 

 

まだ、間に合うのだろうか?

 

 

 

クズの花

そもそも、あるひとから助けてほしいと言われたからってのがこの町に来た一番大きな理由でした。

本人語りの範囲内で…でしたが、窮状はやんわりと知っていたし、まあ、私自身が都会の暮らしに疲れてしまっていたっちゅーか逃げたかったちゅーことでもあったので、月の半分は息子の世話を焼くためにって理由をつけて都会へ帰ってこられる保険条件をつけて、中途半端なカタチでここへやってきたのでした。

こちらに来てからはたくさんの紆余曲折やかくかくしかじかに追いかけられながら過ごしてきたけれど…(楽しい嬉しい素敵なこともわんさとあったよ!)

なんてーかさ、その助けてほしかったあるひとが突然に「助かってしまう(であろう)」という状況になってしまったのでした。

ざっくりいうと、まだ完全には助かってしまってはいないのだけれど、そのあるひと自身が「自分は助かってもいいんだ」ということにやっと気がついたってところにやっとたどり着いたってところでしょうか?

この意識の変換…と言っていいと思うんだけど、あるひとの行動だけではなく表情すらすっかり変えてしまうという事象が発生したのです。

あの、火の鳥の夜に。

そんな感じで、火に焼かれてぶすぶすとくすぶり続けていたそのあるひとは、ごうごうと燃やされたその後の灰の中から生まれ変わった火の鳥のように颯爽と飛びたって行ったのでした。


 

そう。飛び立ってった…(気持ちがね…遠い目)

 

 

 

で、私に何が起きたかというと。

私はなんてことはないただ自分のことに取り組んでいただけだったっていうあらがいようのない事実wと、私だけがここに残されている(もしくは残される)という、不都合な真実wと出会ったんです。

 

 

で、どうしたかっていうと。

助かってくれて、助かってくれようとしてくれてほんとに嬉しいってことには間違いないんだけど。じゃあ、ワタシだって助かったっていいんぢゃね?っていう意識のスリカエを……はあ、もう書いててシンドイ。

 

 

 

これから、私は、脱出できるのだろうか?

そして。

どこへ、行くんだろう。

 

 

そんなことを思いながら、入った若松のコンビニでもらった情報誌に

 

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って、書いてあった。

 

 

パねえぜ、コレ。

 

パねえ。(涙

 

 

 

 

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あちこちの草むらからほんとうに甘いいい匂いがしてくる。

その犯人はこのクズの花。(笑)

どうして誰もこの香りをトイレの香りにしなかったんだろう?

 

 

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朝、若松でみた大きな虹。

久しぶりに虹を見ることができて、嬉しかった。

 

 

 

 

私も助かっちゃおう…かな。って思いながら、早朝の会津盆地を駆け抜けてます。 

 

 

 

 

 

星空

久しぶりの会津の夜はものすごく静かで穏やかで

少し肌寒いような気もするけれど

半袖で十分に心地よくて

たくさんの虫の声を聴きながら

切り干し大根のお茶をすすりながら

見上げる満天の星空はいつにも増して華やかで

柔らかい気持ちが

静かに静かに満ちてきています。

 

 

ただいま。

 

 

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破壊の一撃と再生の夜

支えている土台からがたがたになり

あちこちぼろぼろで今にも崩れ落ちて

もう間もなく

ワタシをぺしゃんこに押しつぶすであろうと思われた事柄がふたつ

この7日間の間に

それぞれがまったく思いもしなかった角度からの

一見すると厄災に見える一撃を受けて

それぞれがまったく思いもしなかった方向に崩れ落ち

良くも悪くもみえる極端な側面を持ちながらも

解決へ向けて、新たな展開を見せ始めた。

 

 

たくさんの粉じんにまみれて汚れてはいるものの

たくさんのちいさな擦り傷切り傷を負ってはいるものの

気がつくとワタシは、そこに立ったままの状態で

なんということもなく「難」を逃れてしまった。

 

 

 

炎に焼かれて新しく生まれ変わる火の鳥の、その夜に

事態は「打開」された。

 

 

 

 

破壊と再生。

 

 

 

 

そうだ。

こうなることは

前から知らされていた。

 

 

 

もう、驚くことすらできない。

 

 

 

己のふがいなさに、ただ立ちすくむだけ。

 

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 新しい希望の光が迎えてくれる、静かな朝。

 

 

 

 

いまいるところといくところ

暗闇の中

頼りにしていた地図を失い

道を間違え 

不安と情けなさと緊張感で

カラダがガクガクと震え

泣いてしまいそうになるのをこらえながら

ひとりで彷徨い

なんども引き返そうと諦めかけては

その度ごと

なんでそこに行こうとしていたのかということを

自分に言い聞かせ

いまいるところといくところをはっきりさせたら

思いがけずに

待っているからと穏やかな声が届く。

 

私は

こんなに遠回りしてしまっているのに

こんなに情けなくてどうしようもないのに

それでも

待っていてもらえるのだということに驚き、

そして、涙が落ちる。

 

 

 

決意を新たに進む。

 

 

行くべきところに向かって。

 

 

 

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待っていてくれている人のところへ向かって。

 

 

進むしかない。