山と田んぼと太陽と

田舎暮らしもめでたく二年目☆のはてな?とびっくり!ときどきジーン(涙…な日々。さすけねぇ、笑ってくなんしょ♫

じわじわくるお年頃。

私の祖父は86歳で亡くなりました。 大往生だったです。 その時の話は父の中で大切に扱われていて 事在る毎に自分もああいう風に逝きたいと口にするほど ほんとに「ぽっくり」だったんです。 祖父は長女である叔母と2人で暮らしていて その山の中の一軒家に…

雨は夜更け過ぎに

今朝。(日付が変わっちゃったから、正確には昨日の朝w) とうとうやってきた白いやつら。 職場への道すがら、件の冑神社の入り口の近くで。 もう紅葉はひと段落で華やかな色合いではないけれど、秋の色。 日中は小降りになったり、雨になったりしていたけ…

風が吹く

昨日の早朝のまだ暗い時間、猪苗代は雪がはらはらと降っていて 『凍結注意』の電光掲示板があちこちでピカピカしていた。 そして、夜9時には会津坂下インター付近は「0℃」で これまた『凍結注意』の電光掲示板がピカピカしていた。 そのまま49号線を七折れ…

新世界のりんご

ひとりせっせとアップルパイを作っていた。 朝一番のお菓子の部屋で しんと冷たい空気の中、リンゴのジャムのいい匂いでほっとする。 扉を開けていたので その向こうの部屋から朗らかな声が聞こえてきていた。 急に冷えてきた今朝の気温の事や 美味しかった…

秋の終わり

朝と夜の気温が8度になって 会津盆地が霧に沈んで 猪苗代湖にも坂下にも白鳥が飛来して 裏山のそこかしこにアケビがたわわに実って 新そばが食べられるようになって 稲刈りも終わって 空気が秋の終わりを奏ではじめています。 遠くの山から吹き降ろす風に あ…

Worlds end

涙をこらえながらそこに立っていた。 ずっと向こうの窓の外に見える雨を数えていた。 一刻も早く約束の時間になって ここから解放されるのを待っていた。 何もかも全てに嫌われて疎まれて 目の前に「この世の終わり」が転がっていた。 その時。 ずっと向こう…

インゲンをインゲンとして受容する

道の駅やJAの物産館では夏の野菜がわんさかならんで大賑わい。 この日、久しぶりに夕方から時間があいて道の駅の閉館までに間に合いそうだったので寄り道することにしました。 甘酒を買うのが目的だったのですが、 何せわんさかの名残が売り場にたっぷり漂っ…

流れ星のキセキ

帰りついたこの町はいつも通りの静寂に包まれ 満天の星空だけが華やかに歌っていました。 私はいつもように車に寄りかかり、空を見上げて その歌を観ていました。 光はゆらゆらと揺らめき 闇はゆっくりとうねるように流れ この星空全体がひとつの生命のよう…

あの白鳥は飛びたてたのだろうか

まあ、ざっくりといって 戦力外通告を受けて逃げだし 辿り着いた先でネイティブであるという自信を失い 歪んでいく自分に恐れおののき ハム子にもおいていかれて 今度はそもそもの理由がなくなっちゃって せまりくる雪の季節を独りぼっちで乗り越えなきゃな…

クズの花

そもそも、あるひとから助けてほしいと言われたからってのがこの町に来た一番大きな理由でした。 本人語りの範囲内で…でしたが、窮状はやんわりと知っていたし、まあ、私自身が都会の暮らしに疲れてしまっていたっちゅーか逃げたかったちゅーことでもあった…

星空

久しぶりの会津の夜はものすごく静かで穏やかで 少し肌寒いような気もするけれど 半袖で十分に心地よくて たくさんの虫の声を聴きながら 切り干し大根のお茶をすすりながら 見上げる満天の星空はいつにも増して華やかで 柔らかい気持ちが 静かに静かに満ちて…

破壊の一撃と再生の夜

支えている土台からがたがたになり あちこちぼろぼろで今にも崩れ落ちて もう間もなく ワタシをぺしゃんこに押しつぶすであろうと思われた事柄がふたつ この7日間の間に それぞれがまったく思いもしなかった角度からの 一見すると厄災に見える一撃を受けて …

いまいるところといくところ

暗闇の中 頼りにしていた地図を失い 道を間違え 不安と情けなさと緊張感で カラダがガクガクと震え 泣いてしまいそうになるのをこらえながら ひとりで彷徨い なんども引き返そうと諦めかけては その度ごと なんでそこに行こうとしていたのかということを 自…

稲穂

背すじをのばして、 しゃんと前をむいて、 周囲からアタマひとつとびだしている。 そんな稲穂は 中身が全く入ってない。 もはや稲穂ですら、ない。 希うこと。 そのことに想いを馳せる。

言ったもん負け

どんなに言葉を尽してみても伝わらないことがある。 たくさんの思いを積み重ね、 できる限りシンプルに どうしても守りたいことを どうしても実現したいことを直訴しても 瞬殺。 「必要ない。」の一言で片付けられてしまう。 「気にしすぎ。」と笑われてしま…

お母さんありがとう

新しく始めた若松のバイト先での話。 お盆のびっくらこくような大入りの忙しさをくぐり抜け、やっとぼつぼつ皆さんとなんてことない会話ができるようになってきたこの頃。新しい同僚はみんな20代男子なのです。で。まあ、なんとなく私の素性を確認する流れに…

基本設定

その思い込みを 超えていかなければならない。 私は弱くて 何をしてもうまくいかなくて がんばってもがんばっても 奪われて 壊されて 放り出されて ひとりぼっちで 惨めで 哀れで なんの役にもたたない 明るい未来なんて来やしない っていうようなことを、 …

重なり合う存在感の奇跡

そこにはカタマリが在りました。 そのカタマリは果てしなく大きくて深くて静かで暖かくて優しくて強くて何もかもすべてを内包していて 煌めくように揺らめいて静かに強く轟くように振動していて 確固たる意志を持ってそこに在りました。 なんという存在感。 …

さよならはいさぎよく

ハム子が旅立った。 急に、ひとりで行ってしまった。 いや、ちょっと前からわかっていた。 けれど向き合うことをせずにいた。 その日もいつも通りに行ってきますと出かけた。 留守番の度に差し出すクルミの半分を大切そうに抱えて部屋に戻る姿もいつも通りだ…

夏の日

ものすごく久しぶりに兄妹がそろった。 なので、あの時の海に来てみた。 それぞれが身軽になってるなりますなるでしょうのこのタイミングで(笑) それぞれが自分の子どもの頃のことを思い出しながら それぞれの子どもたちも一緒に、めっちゃ楽しく遊んだ夏の…

イントロダクション~人はそれを言い訳という

あの時のことを書いておきたい、 あの日のクエストのことも書いておきたい…と強く思っていて こうして何日もかかって何時間もかかってここに座って キーボードをたたいているのだけれど 書けば書くほどどんどん脳内お花畑みたいになっちゃって どうしても最…

台風のきれっぱし

おかしいな… 20時頃には若松ではもう雲が切れて星がのぞいていたのに 坂下ではポツポツ雨粒が落ちてきてはいたけれど傘を開くほどじゃなかったのに そこからもうすこし新潟に近づいて 藤大橋を取り巻いていたもっさりした霧を通り抜けたら急に世界が変わった…

二人で旅した旅する旅するでしょう

次の仕事までの2か月間だけという約束で、 頼み込んで勤め始めたバイト先の社長が 給料日の直前にばっくれてしまって 残った社員さんからもらった5万円でどう生活していこうか 今月の支払いだけでも6万あるんだけどどうしようか 来月の3週間だけ雇ってく…

真夜中に、台所のフローリングで

風呂上がりのまったりとしたおやつの時間に突然、 哀しいのカタマリがぐっと喉をあがってくる。 慌てて持っていたあん巻きを大きめにほおばってぐぐっと飲み下す。 あん巻きが哀しいのカタマリを連れて行ってくれる。 でも、ちょっとすると さっきよりも大き…

深く、静かに

もう嫌だ。 そうじゃない。 そうじゃないんだってば。 何度、同じことをくり返せばわかるのだろう。 正しいと思っていた何もかもが カラダを蝕んで ココロを潰していく。 私の中の狂気が軽やかに踊っている。 選択のなかに刷り込んでいた虚栄を 気に入られた…

重低音の雨

昨日から降り出した雨が 一粒一粒を見分けることのできるような大粒の雨が ひっきりなしにまっすぐに落ちてきて どすどすと聞こえるような重低音で あたり一帯の田んぼや畑を叩いて大地を揺らしている。 その重低音の連なりはもっともっと低い微細な揺れを創…

雲の向こう、海の風

まきさんに教えてもらったひるがの高原SAに立ち寄ってみた。 岐阜各務原ICからすぐのSAなので普段は立ち寄らずに通り過ぎてしまうのだが 絶景、とのこと。 ドキドキしながら滑り込む。 残念なことに工事中で下半分は白いバリケードの向こう。 土砂降りと大雨…

覚悟の行く先

ここんとこ。 私はかなりがんばっていてほんとにほんとに疲れてしまって だけどそれはまたどこかで私が勘違いして履き違えてすり替えていただけで 実際にはそのがんばりってやつはまったく必要とされてはいなかったってことに驚くほど絶望していて、 もうマ…

ひかりあふれる

魑魅魍魎の住まう薄暗く閉ざされたところで どうにかしてその扉をこじ開けて隅々まで光を行き渡らせたいと 立ち上がった心有る者たちが担ぎあげた神輿が いくつもの難関をくぐり抜けて ようやく その扉を開ける鍵を手に入れたという知らせが届いた。 行く手…

あちち☆あち

今日はとうとうオーブンから出たての高温あちちの鉄板を素手でつかんでしまった。 冷めたらすぐ納品しなければならない 絶対に落としてはならないアップルパイがのっていた鉄板を 専用のグローブをはめていた右手で取り出した。 半分以上取り出したところで…