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山と田んぼと太陽と

田舎暮らしもめでたく二年目☆のはてな?とびっくり!ときどきジーン(涙…な日々。さすけねぇ、笑ってくなんしょ♫

霧の朝

ドアが開き、その人はさも当然のことのように言った。

 
 
よう。
 
 
逆光だったので顔は見えなかったけど、私はその人を知っている。
 
と思った。
 
 
その人はさも当然のことのようにドアを押さえて、私がドアを通り抜けるのを黙って待った。 
 
私も自然にドアを通り抜けて、明るいところへ出た。
 
 
真っ白、だった。
 
と、思う。
 
 
馴染みのあるところだった。
 
と、思う。
 
 
 
ドアを背に、前を向いて立つ私の横にその人も並んで立った。
そして、ごく当然のことのように、
 
 
そういうこと、だな。
 
 
と、言った。
私はごく当然のことのように、
 
 
そうだね。
 
 
と、答えた。
 
 
それからふたりとも黙ったままで、しばらく見えない景色を眺めていた。
そして少し言葉を交わした。
 
 
じゃ、行こうか。
 
 
うん。
 
 
その人はチカラ強く一歩を踏み出し、私は至極当然のことのようにその後について歩き始めた。
 
 
 
 
そこで目が覚めた。
目が覚めたことに自分が驚いてしまうくらい、とてもリアルな夢をみた。
 
 

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