山と田んぼと太陽と

田舎暮らしもめでたく二年目☆のはてな?とびっくり!ときどきジーン(涙…な日々。さすけねぇ、笑ってくなんしょ♫

五穀豊穣〜扉が開く

いつもの山越えの最後の下り坂で、いつもは閉まっているゲートが開いていました。

しかも、ゲートの奥にはたくさんの人がいて!

通りすがりの一瞬なのでそれしか確認できなかったのですが、私のテンションはだだ上がり!!

 

ちょっと先のパーキングエリアに滑り込み、きゅきゅきゅっとUターン!!

 

ゲートの手前に控えめにLIFE君を停めて、ちょー小走り!

 

あーマジか。

扉が開いている!

 

 

この街道沿いの一部は岩の山が続いていて、その一角の高い崖の上に小さな祠が見えるのでした。

そこへ至る道は常にゲートで閉じられていて、その手前の生い茂る木々の隙間からしかその祠を確認することができないでいました。

 

伝え聞いた話をまとめると…

その祠は、昔、この崖の上に「カブト岩」という巨石があって、それをご神体とした神社なのだが、できた経緯なども伝える人が残って居ず、管理する人もいないので現状はほぼ放置…の状況だとのこと。

そして、その「カブト岩」も新潟の大震災が起きた時に落っこちて割れた…ということでした。

 

ゲート前からはこんな感じにしか見えなかったのです。

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それが!

今日は!!

扉が開いていた!!!

ひゃー!

 

 

たくさんの人は観光協会のイベントで、新潟から会津若松までの街道を週末ごと半年かけて散策していくツアーなのだと、たばこを吸うためにグループから離れた方に直撃して教えてもらいました。

いま、参拝を済ませてこの神社の説明を聞いているところだったそうで。。。

 

その人たちにこっそりまぎれて、説明を聞いていると…

カブト岩の頭にかぶる部分とされる岩は昔からの位置に残っているそうです。

落ちたのは本物の甲冑では「しころ」(首を守る部分)にあたる脇の岩、しかも片側ですが、岩の性質と降り積もる雪などの影響で風化が進み、今ではやんわりとかぶる部分だったんだろーなーという程度しか見分けられないとのことでした。

 

他には、なんちゃらという(失礼)武将の置き忘れた冑だとか、旅の僧侶が夜盗と対決してできた神社だとか諸説伝説あるそうでしたが、実際のところはなんにもわかっていないとのことでした。

 

そこまで聞いたらもう待っていられず、そっと階段を上がってしまいました。

 

階段の上、鳥居のところには、近日行われる祭礼のためご近所の集落の方々が草刈りなどの準備にいらしていました。

 

 鳥居には「冑神社」の文字がありました。

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通りすがりですが登って参拝してきてもいいですか?

と、突如現れたテンション高めのおひとりさまにみなさん一瞬たじろがれましたが、

 

「一番上のしめ縄の向こうにスズメバチの巣があるからしめ縄の手前までならどうぞ」と言っていただきました。

 

やた!OKでた!

ではではいざ参らん!!

 

「ハチの羽音が聞こえたら、払ったりしないでそっと後ずさりして戻ってこらっせ。」

 

はーい!

 

つつつつついに!

ねねねね念願の!

初参拝!!!

 

てーか、初探索!!!

 

☆キャー☆(うざい

 

 

ほったらかされている…とのことだったので、先日、ヒッチハイカー君たちと参拝した奥川の聖天歓喜天のことを思ったのですが…

きれい…

階段もちゃんと立派です。登れます。

 

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 これは↓上の写真で奥に見えている階段の正面。

 

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この位置の右手側に件の「カブト岩」…

 

か?カブト?

 

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これ?カブトだったのかな?

と、思いつつ階段を上ると…

 

あぁ、岩肌にも「冑神社」の文字があったんだ。

扉が、開いている。

(@_@。中がみみみ見えない~ 

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 このしめ縄の向こうにはいかれないのでここにひざまずく格好であれこれ観察しながら写真を撮っていると…

 

足元の方からブーンというひくい音(が聞こえた…気がしたんです…)と一緒に、とても強い何かが立ち上って(来たように…感じたんです…)全身が細かく振動し始め(たように感じたんです…)川や車の音が遠のき、見えているものが一瞬大きくぶれたように感じました(…だからさぁ…)。。。

 

ほんとに刹那そう感じただけで、すぐに振動は弱くなりなにがなんだかよくわからないままでした。

代わりに耳元でハチの羽音が…

 

地元の方の指示通り、姿勢を低くしたまま静かに後戻りしてきました。

 

 

階段の下では地元の人が休憩しながら、物好きな見知らぬ人の帰りを待っていて、どこのどいつかの5人がかりでの探索(笑)が開始されました。

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結果。

近日に執り行われるどこかの宮司さんがいらっしゃる祭礼に参加していいと許可をいただきました。

「物好きだなぁ(苦笑)」

「来たいなら来ればいいでべした」

「田舎の待つじゃぞ、つまんないぞ、さささっとお祓いするだけじゃ」

「みんなで飲んだり食べたりするだけぞ」

 

(*^^)v行っちゃう♡

 

 それから、いつだって参拝に来ていいとゲートを通過する方法も教えてもらっちゃいました☆

 

(ゲートを設置したのは山菜泥棒や不法投棄が相次いだため、だそうです。残念。)

 

 

と、言ったわけで、To Be Continued  !  でございます。

 

 

 

カブト岩の足元にあった赤い実。

直径1センチない小っちゃい実があちこちに…

蛇イチゴとまた違う秋のハーベスト。

 

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 件のカブト岩さんは、登ってきたときよりもなんか優しい雰囲気になっていました。

 

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仕事場に戻って聞けば、この週末は会津地方のあちこちの集落で五穀豊穣を願う秋の祭礼が執り行われているとのことで、お神輿担いだり、山車を引いたり、みんなで集まって振る舞いを食べたり…と夏の終りを祝い、秋の恵みを願うのだそうです。

そして、祭礼が終わった後の佳き日に稲刈りが本格的に始まるのだそうです。

 

そういえば(*_*)

 

磐梯山の方に納品に行った時…

 

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こんな旗の掲げてある神社があちこちにあった…

祭礼だったんだ…

私は酉の市くらいしか馴染みがないので…うっかり…稲刈り開始の合図かも…くらいに思っていて、次回トマトのハウスに行った時にでもさすけねぇ社長に質問してみようと思っていたところでした(恥

 

ちなみに、写真でははっきり写っていませんが、お社の正面の扉は開け放たれていて、中が丸見えでした。

この神社は白いへビの神様だそうです。

 

集落ごとにお宮さんがあり、みんな総出でお世話するという神様と人間が近い関係である文化がまだまだ息づいていることに感動します。

 

見えない力を畏れ、敬い、一緒に生きていく。

おかげ様の心。

 

まっすぐに神様に届くといいな。