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山と田んぼと太陽と

田舎暮らしもめでたく二年目☆のはてな?とびっくり!ときどきジーン(涙…な日々。さすけねぇ、笑ってくなんしょ♫

美味しい緑色

緑茶を淹れていた。

 

薪ストーブの上にのせておいた南部鉄瓶で沸かしたまろやかな温度のお湯で、緑茶を淹れていた。

 

じーっと、茶葉が開いて美味しい緑色になるのをいまかいまかと待っていた。

 

もう少し。

 

そのタイミングで、別の方向から質問を受けた。

もちろん、感じ良く応対した。

 

その間に、お茶は美味しい緑色になっていた。

素敵なお湯のみに注いだ。

そして、味を確認するために自分の分にも少しだけ注いだ。

いや。上出来。

鼻からはふーっと抜ける緑茶の香りに惚れ惚れしてしまう。

 

 

そこで、背後から。

 

あなた。

何してるの。

さっさと湯のみを渡しなさい。

あのね。

あたしが頼んだ事はすぐやってくれないとダメよ。

私は時間になったらすぐに行かなければならないんだから。

 

 

私の上出来の美味しい緑色は奪い取られた。

そして、その人はそれからたっぷり1時間、薪ストーブの前でくつろいでいた。

 

通りすがる人、ひとりづつに

 

 

忙しいんだけど、出がらしをいただいたからちょっとひと息ついてるの。

 

 

と、いいながら。

 

 

カラダがぼんっと音を立てて燃え上がったかと思うほど、瞬間的に腹が立った。

ちょーーーーぉっとお!!!

ものすごいスピードで反撃の狼煙が上がり、いかに私が正当であり、あなたが間違っているかをまくし立てた。

 

アタマの中で。

 

カラダ?

まるで動けなかったっすよ。

スゲーショックで。

ハトマメな顔してボー然とたちすくんでいた、だけっす。

 

 

そして、その激しい怒りの瞬発力に、激しく狼狽えた。

何度も何度も繰り返して、相手を言い負かす場面をアタマの中に描いた。

 

私がぜぇぇぇぇぇったい正しい!

 

 

 

 

 

わおーん。

負け犬の遠吠え。

 

なかなかなかなかなくならない、私が正しいあなたが間違っている劇場。

長年のご愛顧に感謝して、絶賛フル稼動中。

通常の3倍のスピードです!

 

 

…ひどい事、この上ない。

 

お昼過ぎの出来事なのに、まだこのことを許せない。

そもそも許す許さないの話でもないのに。

 

どうしたらこの自動反撃の狼煙上げちゃうマシーンを止められるのだろうか?

 

どうして簡単に作動してしまうのだろうか?

 

どうしてこの装置が私の中に設置されてしまったんだろうか?

 

答えを探るべく、しばらくじっと落ち着いて坐る。

 

 

明日のために。

今日のために。

設置当時の私のために。

 

答えはあの美味しい緑色の中にあるはずだから。

 

 

 

 

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今朝は雪。