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山と田んぼと太陽と

田舎暮らしもめでたく二年目☆のはてな?とびっくり!ときどきジーン(涙…な日々。さすけねぇ、笑ってくなんしょ♫

夢で大掃除

ストーブをつけるために決死の覚悟で布団から出て、慌ててスイッチオンして逃げるように布団に戻り、少し温まるまでの間…と思って…そのままふっと寝てしまった。。。

 

 

ちいさな部屋にいた。

ときどき夢にでてくる、ちょっと祖父母の住んでいた家に雰囲気の似た(と思っている)馴染みのある部屋だった。

部屋は障子やカーテンの代わりにかけられた蒼や水色、紺色の何枚もの薄い布で覆われて薄暗く、外からのほのかな光でなんとかものが見えていた。

何か所かは外の光が差し込んできていて、小さな輝きのカタチが落ちていた。

 

ぶーんと虫の羽音が聞こえ、ひょえーとおののきながら音の主を探す。

虫は苦手だ。飛んでくる虫はほんとうに苦手だ。

私はできるだけ穏便にこの部屋から出て行ってほしいと願い、捕獲しようと試みる。

ゴツっという音のする法を見ると、カーテンに片方のツノが折れた大きなクワガタがいた。

ツノがないなら挟まれないので、割とおおらかな気持ちでそのクワガタをつまんで外に出すことにする。

窓はそこにあるのに、幾重にも重なった布地が阻む。

やっとかき分けて、隙間から放り出す。

ほっとする。

 

けれど、それを合図にしたようにどこからともなくいくつもいくつも羽虫が現れてきた。

そのたびごと私はひょえーとおののきながら「お願いだから…」と必死に外に出していく。

 

そのうちに今度はごそごそと足音がしてきた。

5,、6匹くらいの(もっといたかな?)モルモットよりもおおきなサイズのネズミだった。

並んでガラスの引き戸の前に止まったので、逃げる前に外に出そうと戸を開けると

いちばん小さかったネズミが何匹かかけて出て行き、

次に、年を取ってしわしわでぼろぼろのネズミがゆっくりと歩きだして、ちょうど敷居のところでわざと倒れたように腹這いになりそのままで伸びをした。

そして、ゆっくり私のことを横目で見ながらやれやれ仕方ないな…という迷惑そうな表情をして立ち上がるとのっそりと出て行った。

その眼には慈愛のようなものが見てとれた。

次に、きれいな水色と薄いピンクのちょっと都会的な?ネズミがつらっと出て行った。

 

 

気がつくと、窓は大きく開け放たれていて、清々しい世界が広がっていた。

 

庭に、弟が立っていて、

「必要なときはここをこう開けて。ちゃんと中に入っているから」

と井戸の隠し扉?蓋?の開け方を教えてくれた。

開けた扉のずっと下には澄んだ水が湛えられていて、手を伸ばすと届くであろうところに茶封筒があった。

私はその中身を知っていて、わかったと簡単に答えて蓋を閉めた。

 

その庭には、見えないけtれど突っ伏して苦しんでいる人がいて、でも弟と2人で顔を見合わせて、姿を現すまで助けられないからほっとこうということで笑顔でうなずき合った。

 

これでずいぶんきれいにすることができた、と安堵した。

部屋を振り返ることはなかった。

 

 

その時、アラームが鳴って目が覚めた。

出かける時間を知らせるアラームだった。

 

遅刻だ。。。

 

 

山越えの、かっ飛ばしている真っ最中にふと、あの部屋は「私」なのだと思った。

出て行った虫やネズミは、私のなかであんまり好きでも必要でもないのに長年あった感情か癖かなにか何だろうと思った。

 

ひと部屋、片づけられたのかな。

けっこうな大掃除だったもんな。

そうだと、いいんだけどな。

 

 

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2017年1月5日、神奈川県伊勢原にある大山阿夫利神社の下社からみた黄金に輝く相模湾です。

毎年恒例の初詣に行ってきました。

今年は都合で三が日にはいかれなかったのですが、例年の三が日とはまるで雰囲気の違う穏やかなのんびりとした山の空気がとても清々しく感じられました。