山と田んぼと太陽と

田舎暮らしもめでたく二年目☆のはてな?とびっくり!ときどきジーン(涙…な日々。さすけねぇ、笑ってくなんしょ♫

ワタシが化粧をしないワケ

20歳の頃。

私は心が迷子でした。

ほんとうにいろいろありすぎて

「ここにワタシが存在する価値がない」

と真剣に思っていました。

 

 

でも。やっぱり生きていたくて

何とかかんとか一年以上もあがいてもがいて新しい仕事につきました。

 

当番制で入浴の介助をしたり

ひとりであれもこれもしなければならない場面もあったり

レクリエーションとして運動の裏方を務めることがあったり

慣れないことも手伝って、私はいつも汗だくでした。

だから化粧もでろでろでした。

それでも、世間では人前にでるときは化粧はするものだ。と信じていたから

特に深く考えもせず、けっこうな手間ヒマかけて必死に化粧していたんです。

すぐにこんなにでろでろになってしまうのに、めんどくさいな…とか思いながら。

 

 

週一回、通ってくるおばあちゃんがいました。

とても優しい方でした。

身体がご不自由で車いすの生活の方でした。

どたばた至らない私にもありがとうを言ってくださる方でした。

その方は、いつも着てくるセーターが決まっていました。

一張羅なのよ。これしかないの。と言っていらっしゃいました。

介護するご家族との関係上、そうなってしまう方でした。

 

 

ある日、私は不用意に屈んだ拍子にその方のそのセーターに口紅をつけてしまったのです。

 

謝る私に、

大丈夫大丈夫。ボロだから気にしないで。

洗ってもらうから、大丈夫よ。

と、笑顔を返して下さった。

 

 

そして、翌週。

その方はいつも通りそのセーターを着てきたのです。

私が付けてしまった口紅の跡をその不自由な手で隠しながら。

 

 

その時の自分の気持ちを忘れられない。

 

 

どんな気持ちでこの一週間を過ごされたのか。

どんな気持ちで今朝そのセーターに袖をとおしたのか。

 

 

外に着ていく服がほんとうにそれしかない方に

ご不自由な身体で、自分で洗うことができない方に

この服を洗ってと気軽にご家族に頼めない生活をしている方に

私はいったいなんてことをしてしまったのだろう。

自分でほんとうに必要だと思っていないモノで、

その人にとってはかけがえのないものを汚してしまうなんて。

ガクガク震えてしまうほどショックでした。

そしていろいろな事情があり私はその汚れの解決を自分ですることが、できませんでした。

 

 

その日から化粧をすることをやめました。

もうできませんでした。

自分のことが許せなかったのです。

今の自分にそんな価値はない、と思ったからです。

自分で自分の無意識さが許せなかったからです。

外見をどうにかしようと塗りたくるよりも

まず先に中身をどうにかしなければならないと思ったからです。

 

今思うと、そんな風にぎゅっと思いつめたような気がします。

 

 

その後。

時折、気まぐれに化粧をするたびにトラブルに巻き込まれるような事象が続き、

化粧することに対する自らの偏見が高まっていきました。

またこの数年後には、仕事のストレスで左の眉毛が円形脱毛になって生えてこなくなり、

そのままでいると、出会う人が驚いて心の平和を乱してしまうようだったので

眉を書き足すようにはなりましたが、日焼け止めも塗らず、基本すっぴんでした。

それは顔だけではなく、全身についてもそうでした。

基本、放置(笑)

生きていることに意義がある♬

 

 

それから20(と数)年w

 

 

シミとしわと乾燥パリパリで青缶だけが唯一の味方な今日この頃でしたが、

 

 

 

 

なんか、

 

少し前から、

 

 

そろそろいいかな…って思うようになりました。

 

 

ちょっと自分に許してあげようかな…って思うようになりました。

 

 

 

 

れいになることを。

自分に心地よくいることを。

 

 

 

 

化粧をして見た目を整えるってことはまだ拒否感はありありなんだけれど

自分自身に手をかけて世話をやいて面倒をみていきたいと思うようになりました。

 

だいぶ昔に自分から取り上げたこの時間に、手さぐりながら向き合うようになってやっと4週間。

 

早起きまでして時間をかけるようになってやっと2週間。

 

 

 

でもスイッチが入ったのは去年の12月。。。

 

crystalai610.hatenablog.com

 

カラダの抵抗はまだまだ強くて

あちこちが痒くなったり

ヘンなトコが痛くなったり

一部だけ皮膚の色が変わってしまったり

ヅツーがしたり

痙攣したり

古傷が痛んだり

ジーパンがきつくなったりゆるくなったり

じわじわとぎやかになってきています。

 

 

そして今は、気持ちの方にも影響が出始めてる。。。

 

 

この取り組みが正しいのかをもう少し見守ってから書こうと思っていたけれど

昨日と今日、数人の方に思いがけずお褒めの言葉をいただいたので、

だいぶ気をよくして文字にしてみました(爆

 

 

私にはもうふたつの野望があります。

ひとつは左足の軟骨を再生して、もう一度踊ること。

もうひとつは………えーと、もうちょっと温めとく(爆

 

 

これからがとても楽しみ。

 

 

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