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山と田んぼと太陽と

田舎暮らしもめでたく二年目☆のはてな?とびっくり!ときどきジーン(涙…な日々。さすけねぇ、笑ってくなんしょ♫

美しく流れるような曲線を描けるまで

真夜中のサービスエリアで「アスリートの魂」なる番組を見た。

羽生結弦選手の特集だった。

フィギュアスケートのことはあまりよくわからないけれど、

彼が銀盤の上で描く曲線はとても優雅で美しいことは知っていた。

その番組のなかで羽生選手はアクセルというジャンプを練習していた。

 

 

 

何度も何度も何度も何度も何度も

「自分が納得できるまで」飛ぶ。

 

 

それが自分のものになるまで。

ただ、淡々と。

 

 

妥協はしない。

 

 

諦めない。

 

 

 

その姿はほんとうに美しかった。

 

 

 

 

 

この日の日中。

ここに並べて書くのはほんとうにはずかしいのだけれど。

 

 

仕事がうまくまわらなかった。

ちぐはぐがちぐはぐを呼び、まるで噛み合わなかった。

今まで見えてはいたけれどなあなあにして見えないことにしていたことが噴き出した。

やっつけと妥協であふれかえった。

どこもかしこも手がまわっていなかった。

 

 

できたはずなのに

やれたはずなのに

 

 

その思いが私を重くした。

もう声を出す余裕もなくなるほど追い詰められていた。

 

 

 

しかも…

私はそのすべてを他の人と状況のせいにしていた。

全身からその醜い思いが吹き出していた。

 

だから。

その場から笑い声が消えた。

 

 

最悪だった。

私は自分がいちばん見たくない状況を

自分のワガママな思いで作り出していた。

 

 

それがわかっていたのに、

そこから抜け出せなかった。

 

 

ちがう。

抜け出さなかった。

 

 

私は孤軍奮闘しているかわいそうな人でいたかったのだ。

 

 

がんばればいつもとおりにちゃんとできるはずと、もがけばもがくほどすべてが私の手からこぼれ落ちてしまった。

 

 

悔しくて

悔しくて

情けなくて

泣いてしまっていた。

 

 

立て直せないまま、

立ち直れないまま、

どんよりしたグレーな時間だけが過ぎていた。

 

 

ふと気がつくと私の周りはいたわりと慰めのあれこれで彩られた。

 

 

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あぁ、私は…いったい…

何をしようとしていたのだろう。

何になろうとしていたのだろう。

どうして何もかもひとりでやろうとできると思ってしまったんだろう。

 

 

なんて傲慢なんだろう。

 

 

私の中に渦巻くものは、

あいかわらず、ドス黒く酷い。

 

 

消えてしまいたかった。

 

 

自分の中で納得のいく解決策までたどり着けないまま、

時間になったら逃げるように仕事を上がり、

別の約束のためにモヤモヤを抱えながら高速に乗った。

 

 

 

その途中、休憩のために寄ったサービスエリアでこの「アスリートの魂」を見たのだ。

 

 

 

解決策、突然の降臨。

 

 

 

 

何度も何度も何度も何度も何度も「自分が納得できるまで」やる。

 

それが自分のものになるまで。

ただ、淡々と。

 

妥協はしない。

 

諦めない。

 

 

ほんとうに美しい流れるような曲線が描けるまで。

 

 

 

泣いてる場合でも

落ち込んでる場合でも

いき詰まっている場合でもない。

 

 

そんなヒマがあったら何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も!取組なきゃならないのだ。

 

私みたいな凡人が美しい曲線を描けるようになるまでの道のりはほんとうに長いに違いないのだから。

 

 

 

自分のために。

自分がそこ居たいと思う環境で生きるために。

 

 

 

 

それにしても、すごいな。

稀代のアスリートともなると

その競技とは全く関係のないところで

ご本人にその意図が全くなくっても

こんがらがってしまっている結び目を

あっと言うまに解いてしまえるんだから。

 

 

マジで素敵だ。

人はこれを「勇気をもらった」「元気をもらった」とらいうのかな。

それならなんとなくわかる…気がする。

また違ったカタチでの菩薩さまの降臨なんだろな。

 

 

有難うございます。

 

 

 

そう思いながら、たどり着いた浦和料金所では

桜の並木が満開の勢いで、結構真剣に驚いた。

関東はもう春なんだ。

 

 

遠目から見ても料金所周辺の強い光に照らされたそのぽってりとしたピンク色は、静かな夜空に映えてとてもとてもきれいだった。