山と田んぼと太陽と

田舎暮らしもあっという間に3度目の冬☆はてな?とびっくり!ときどきジーン(涙…な日々。さすけねぇ、笑ってくなんしょ♫

さよならはいさぎよく

ハム子が旅立った。

急に、ひとりで行ってしまった。

 

いや、ちょっと前からわかっていた。

けれど向き合うことをせずにいた。

その日もいつも通りに行ってきますと出かけた。

留守番の度に差し出すクルミの半分を大切そうに抱えて部屋に戻る姿もいつも通りだった。

 

いつも通り…

そう言い聞かせて車に乗った。

 

 

帰ってきたとき、もうハム子はいなかった。

見送ってやれなかったことを、悔いた。

どうにもならなかったけど、泣いた。

その日は近いと思っていたけど、今日だなんて早すぎる。

そんな言い訳がむなしくて、泣いた。

 

 

最後まで仲良くはなれなかったけど。

たくさんのごめんなさいとありがとうが思い浮かぶ

そして、さよなら。

 

 

ハム子が残して行った両手に収まる小さな外側は山の神様のところに埋めてきた。

たくさん隠していた木の実やその他のものの後片付けは30分で終わった。

 

 f:id:crystalai610:20170821182958j:plain

 

 

ハム子のいた場所がぽっかりと穴が開いたようになった。

でも、ここはこのままにしておこうと思う。

代わりの何かで埋めるようなことはせずに。

 

 

 

旅立つときはあっという間なんだってことの実例なんだよね。

向き合わなければならないんだ、この歪んでいく外側とも。

大切に思っているものも全部おいて行かなきゃならないし。

グダグダしてる時間はないってこと。

このままだと私の持ち物の後片付けはだいぶ時間がかかっちゃうだろうから

できるうちに整理しなきゃ。

その時は、潔くさよならしたいから。

 

 

f:id:crystalai610:20170821183033j:plain 

 

そう思った、ヒグラシの鳴く穏やかな夕方。

 

 

だんだんとあの黄金色の季節が近づいてくる気配がしている、夏のおわり。